弥生会は、東京都中央区に御鎮座する鐵砲洲稲荷神社(てっぽうずいなりじんじゃ)の奉賛団体の一つで、崇敬会の青年部的な役割と、氏子の連合睦会的な役割を担っております。
鐵砲洲稲荷神社は、創建されてから今年で1178年になりますが、弥生会は、平成10年創立のまだ歴史の浅い会です。かつて約50年間途絶えていた御本社神輿の渡御を、平成12年の御遷座一千百六十年奉祝大祭に何としても復活させたいとの氏子の願いが集結して結成されました。会名は、長い冬の雌伏を経ていよいよ草木が萌え出るように盛んなれとの願いを込めて、先代の故・中川正光宮司が命名されました。会のモットーは「氏神様とお祭りを次世代に!」です。
活動の第一番は、祭礼時の御本社神輿渡御の運営です。次は、東京の新年の風物詩と言われる寒中水浴大会の運営、そして毎年の神社清掃のご奉仕、神社行事への参加とご奉仕などなど。神社と氏子地域が繁栄するようにとの視点から、さまざまな活動の幅を広げてきました。
さらに、平成15年10月には「江戸開府四百年記念 江戸東京“華”パレード」にて銀座中央通りを一丁目から八丁目まで氏子総出で御本社神輿を担ぎ、平成17年5月には「十八代目中村勘三郎丈襲名祝賀行事」にて歌舞伎座玄関前で勘三郎丈に御本社神輿に肩を入れていただくなど、実績を積み重ねて参りました。
今後さらに精進を重ねて神社と氏子地域の繁栄に寄与し、「氏神様とお祭りを次世代に!」つないでいきたいと考えています。どうぞよろしくお願い申し上げます。